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映画「銀魂」感想(黒家カイミ)※パロディ等の内容に触れてます

銀魂パンフ.JPG

【銀魂】2時間11分
2017年 日本 
監督:福田雄一

出演:

小栗旬(坂田銀時)、菅田将暉(志村新八)、橋本 環奈(神楽)→万屋銀ちゃん

柳楽優弥(土方十四郎)、吉沢亮(沖田総悟)、中村勘九郎(近藤勲) →真選組

新井浩文(岡田似蔵)、佐藤二朗(武市変平太)、菜々緒(来島また子)、堂本剛(高杉晋助) →鬼兵隊

早見あかり(村田鉄子)、安田顕(村田鉄矢) →妖刀・紅桜を作った鍛冶屋

ムロツヨシ(平賀源外)、長澤まさみ(志村妙)、岡田将生(桂小太郎)


↓映画「銀魂」公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/gintama-film/





公開2日目に観てきました!

土曜日の午前中だったので劇場はけっこう人が多い。「銀魂」自体の観客も、まあまあ多かったです。一番前のブロック以外はだいたい埋まってる感じでした。観にきてる人は男女半々、割と女性が多めな印象だったような。

小栗旬、菅田 将暉、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、岡田将生、堂本剛・・・それぞれのファンも来てそうな映画ですよね。

私は劇場で予告を観て(勇者ヨシヒコの福田雄一さんが監督だったので)興味を持ちました。
「銀魂」はアニメをちょっとしか観たことなく、コミックスを試しに読んでみたら面白かったので映画も観ることにした「銀魂」ニワカファンです。


タイトルは知ってるけれど、読んだことない人にどんな話なのか説明するのは難しい漫画。

作者の空知英秋先生によると「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」だそうです。
ちょっと不思議な設定の漫画ですが、読み出すとスルメのようにクセになり、ついつい新しい巻に手をのばしてしまいます。

ただ、出演者の横に役名を書いてるように、新選組→真選組・・・と、歴史上の人物とは1文字違う名前になっており、かなりキャラ崩壊している人物もいるので、歴史ファンの人は「違うよぉ〜!」と悶絶してしまうかもしれません。近藤勲とか、武市変平太とか・・・ギャグ漫画なんで、そこは温かい目でみましょう・・・!


江戸時代末期に外国人の代わりに宇宙から「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により侍は衰退の一途をたどっており、地球人と天人が共に暮らすようになっている世界。
侍と宇宙人が一緒にいる絵自体がシュールな感じもするんですけど、何冊かコミックス読んだら慣れます(笑)。多分・・・。

銀魂-ぎんたま- 10 (ジャンプ・コミックス)
銀魂-ぎんたま- 10 (ジャンプ・コミックス)

今回の映画は、冒頭で「カブト狩り」をするんですけど、コミックスでいうと10巻に登場する回。

※以下の記事より、映画の内容やパロディについて触れてますのでご自身の判断で読んでください。


カブト狩りシーン、漫画に忠実にしてましたよ〜。歌舞伎役者になんてことを・・・(ハチミツ)。
近藤勲を演じる中村勘九郎さんは、ご自身から「ゴリラ(近藤勲)が演じたい」と言ったそうで、やるからには徹底的にしようと体を鍛えたこだわり派。ハチミツ塗ったり、素っ裸になって素振りしたりしてます。すごすぎる。

で、メインとなるのは11巻〜12巻の「紅桜編」。妖刀・紅桜をめぐる戦いで銀魂には珍しくシリアスでアクション多め。
ここがシリアスすぎるので、映画ではカブト狩りや他のギャグを入れたり、佐藤二朗さん演じる武市変平太に自由に演じてもらったりしたようです(二朗さん=仏はいつも通り、かなり面白かったです)。


監督はドラクエをイメージした超低予算コメディ「勇者ヨシヒコ」の福田雄一さん。
役者さんはコスプレ丸出しで、スライムなどの敵キャラは段ボールのハリボテ・・・。
ゆる〜いギャグがけっこう私好みです。

(Amazonプライムの会員の人は観れますよ〜)

勇者ヨシヒコと魔王の城 DVD-BOX(5枚組)

↓勇者ヨシヒコ完全図鑑
http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/



「銀魂」の漫画原作の方は登場人物が歴史上の人物をパロってギャグしてるんですけど、映画はそれに加えてさらに別のアニメキャラをパロって出してくる(アニメの方でやってるパロっぽい感じを福田監督風味でやってる)ので・・・劇場はクスクスと笑いが。

ムロツヨシさん演じる平賀源外のシーンで色んなパロディが出てきました〜。

私が気づいたのは、赤い彗星○ャア専用○ク(○ャアは例によってコスプレ感丸出しでしかもメタボ・・・六角○児さんらしいです)でしょ、青き衣をまとった乙女○ウシカの○ーヴェでしょ・・・それと○ンピースの○○ゴムの実でしょ・・・腕が伸びるよ〜って、海賊王になるって、そのまんまやん!!海賊王はジャンプだけど、他のは集英社のでも無いし・・・危なすぎ。

一つの笑いで大笑いするのではなく、さざ波のように笑いが畳み掛けてくる感じです。

あと、私が笑いを堪えて「ごふっ」とムセたのは(※ジュースは吹き出してません)、長澤まさみ演じる新八の姉・お妙さんが「○ラゴンボール」の単行本を、重傷で寝ている銀さんに朗読するシーン。

観客からもドッと笑いがおこり、朗読中はクスクスと笑いがさざ波のように起こってました。

だって、お妙さんはグシャっバキッとかしか、言わないんだもん・・・(困惑)。

誰が戦ってるの?クリリンかな?ベジータかな?


・・・謎のまま、朗読終了〜。



映画の値段以上にギャグを楽しんで、大変満足しました。

個人的に漫画で好きなキャラは、万屋3人はじめ、皆好きなんですけど・・・特に好きなのは天然過ぎておかしなヅラ(桂小太郎)と、謎なペットのエリザベス。映画でも登場多めで嬉しいかぎり。

大河ドラマ「おんな城主 直虎」を観てるので、真選組は特に柳楽優弥に注目してました。ちょっと悪い役が似合いますよね。あと大河で出ているのは、ムロツヨシと菜々緒と菅田将暉。ムロツヨシはいつもの福田組の演技で面白かった。菜々緒のコスプレっぷりが意外とハマってて、アクションもけっこうあって良かったです。菅田将暉も、大人になった井伊直政役で登場するので楽しみです。


堂本剛さん演じる高杉晋助は妖艶で、とてもカッコ良かったです!三味線もご自身で演奏したそうです。

漫画でもとてもカッコ良く描かれてましたから、作者は高杉晋作好きなんでしょうね。。。


映画のことで欲を言えば、真選組の近藤と沖田は目立ってたので、もっと土方の扱いを面白くして欲しかったかな。マヨネーズ丼もアップで撮ったりして欲しかったかな・・・(画面小さくしかマヨ丼が写らなかった)。最初のカブト狩りシーンで木にマヨネーズ塗りたくってたのは、とても面白い画で満足しました。

あと少し気になった所は、アクションシーンで人物の画を大きく写しすぎてる所が多く、どうやって動いて戦っているのか分かりにくい部分がチラホラありました。
CGがハリウッド映画のそれよりショボいのは日本の予算だから仕方無い。

けど、基本コメディなんで、上記の気になる部分はホントに些細なことです。



まとめ。

※この映画を観る時の注意。ジュースの一気飲みは危険です。笑って吹き出しそうになるので、少しづつ飲みましょう。

「銀魂」の映画は、予算が十分にある「勇者ヨシヒコ」風のギャグ満載で、かつパロディなどの版権をクリアできたからこその笑いが楽しめて「素晴らしくヒドい!」→「よし、それなら観に行こう!」
役者もとても豪華な面白い映画でしたよ!


銀魂の映画を酷評する人もいるみたいですけれど、「勇者ヨシヒコ」の監督の映画をマジメに観てはいけません・・・(汗)。それから、原作の「銀魂」自体もギャグ漫画なので、マジメにとりあっても・・・。

「これはヒドい映画だ!」「よし、それなら観に行こう!!」ってなる映画ですから・・・この映画(*´罒`*)。

どんな笑いなのか知りたい人は、「勇者ヨシヒコ」を試しに観てみて、この笑いがダメな人は好みが違うってことかと・・・。笑いやパロが30〜50代向けな感じもするので、60代以上の人は・・・アニメや漫画好きな人でないと解りにくいかもしれません・・・。



それと、福田監督が作詞して小栗旬が歌っている「パッション」という曲が面白かったです。


これが昔のカラオケっぽい感じで歌われていて・・・福田監督イズムを感じつつ、脱力感と共に静かな笑いをさそったり、誘わなかったり・・・。なんか好きですよ。ええ、私はこういうの好きですよ。

(映画パンフレットの最初に歌詞が書いてありますよ!)

CD発売されるのかな?しないか。



↓小栗旬さんは、銀さんのイメージピッタリでした。目の死んでる感じが。
銀さん小栗旬.jpg



映画 銀魂 SILVER MEMORIES ビジュアルブック (愛蔵版コミックス)
映画 銀魂 SILVER MEMORIES ビジュアルブック (愛蔵版コミックス)


↓ムビチケの記事の時に載せた4コマと同じです。銀魂のムビチケ買った時の出来事。
ムビチケ1.jpg


↓銀魂のことが載っているわけではないですが、漫画原作映画のことについて書かれている本です。
漫画+映画! ~漫画原作映画の現在地 (映画秘宝セレクション)


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