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映画「コララインとボタンの魔女」感想(黒家カイミ)

コララインとボタンの魔女.JPG

【コララインとボタンの魔女】
上映時間:1時間40分
2009年 アメリカ
(2010年に日本公開)

監督・脚本:ヘンリー・セリック
原作:ニール・ゲイマン

日本語版声の出演:
(カッコ内が役名)
榮倉奈々(コラライン)
劇団ひとり(黒ネコ)
戸田恵子(ママ)
山路和弘(パパ)
浪川大輔(ワイビー)
斉藤志郎(ボビンスキー)

↓2017年現在、日本語の公式サイトは観れないようです・・・。
(下記のアドレスは一部だけ観れます)
http://ulm-design.com/?p=202

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あらすじ:
コララインは不機嫌だった。築150年というピンクパレス・アパートに引っ越してきたばかりで新しい町には友達もいないし、両親は仕事で忙しく相手にしてくれない。
外に出れば、ワイビーと名乗る口の悪い少年と、生意気な黒ネコがあとをつけてくる。仕方なくアパートの部屋内を探索していると、不思議なものを見つけた。壁に封印された、コララインの背丈よりも小さなドア。壁紙を破ってドアをあけると、そこはレンガで塞がれていた・・・。
真夜中、そのドアに隙間を見つけ開くとトンネルのような通路を見つける。好奇心からトンネルを抜けると、元いたアパートと同じ部屋・・・だけど、何か違う。心躍るサーカスやミュージカル、花が咲き誇る美しい庭、そして優しくて、コララインの願いを何でも叶えてくれる「別の」ママとパパだった。ただ一つ奇妙なのは、ママもパパも、目がボタン・・・。「こっちの世界の方が素敵!」楽しくて、夜ごとドアを開けるコラライン。
しかし、ある日、本物の両親が消えてしまった。彼女が、すべてワナだと気付いた時、恐るべき冒険が始まる――。



ヾ(⌒▽⌒)非オタ妻が独身の頃、劇場に観に行った「コララインとボタンの魔女」の感想です。

なぜこの作品の事を思い出したかというと、この映画を製作したスタジオライカ(Laika, LLC.)の新作映画が今年の11月18日から公開される事を知ったからです♪

「クボ 二本の弦の秘密」
↓日本語公式サイト
http://gaga.ne.jp/kubo/

これまで私が観たもの(コープス・ブライド等)と違って、アクションものになりそうですね!
日本の描き方は・・・外国のスタッフさんばかりなのかな?大丈夫かな?
ストップモーションでアクションって、作るのさらに大変そうだな〜・・・。
とにかく、個人的に期待大な作品なのです・・・。
(私の田舎で観れるのは12月末なのですが、観れるだけでも感謝!!)

↓映画予告



話を「コラライン〜」に戻して・・・。

2002年出版のニール・ゲイマンの原作は、ヒューゴー賞を受賞されているそうです。

コララインとボタンの魔女

そして2009年の映画は、アニー賞8部門にノミネートされています。

ダークファンタジーのような、SFっぽいような、ちょっとホラーのような・・・
とても好みの作品ヽ(・∀・ヽ)・・・子供向けと侮っては、勿体ないです!!
「別のママ」がコララインに語りかけるところや、ボタンの魔女がコララインと話すところ・・・世界が消えていくところ・・・ちょっと怖くて、不気味で・・・面白いんです。
これは本当にストップモーションかな?と思うほどの動きにも注目。コララインのくるくる変わる表情・・・、しゃがんだ時にサラサラと流れる髪は、ストップモーションでどうやって作っているのか・・・気が遠くなりそうです。

キャラクターや映画の世界観などを創るコンセプトアートを務めたのは、イラストレーターの上杉忠弘氏です。最近はananの「魔法の塗り絵」のイラストを手がけられています。

anan SPECIAL 自律神経が整う魔法の塗り絵 (マガジンハウスムック an・an SPECIAL)

絵本「ねこの看護師 ラディ」イラストも描いています。

ねこの看護師 ラディ (講談社の創作絵本)

キャラクター作りに関しては、50年代の人形劇団で人形座というのがあったそうで、それを意識したのと「ひょっこりひょうたん島」や「新八犬伝」といった、日本の過去の人形劇のデザインも頭のどこかにあったそうです。

コララインが住むアパートは、監督からクイーン・アン様式(アン王女時代《1702〜1714年》を中心とした、イギリスの建築・装飾・家具などの様式を紀元としたもの)にして欲しいとの指示があったそうですが、とらわれすぎずに描いたそうです。

監督曰く、映画で3Dになると(上杉氏のイラストとは)タッチが違う印象になったけれど、考え方・色・イメージはコンセプトアートから受けたものだそうです。


ストップモーションアニメはとても手間のかかる作業・・・。

この映画で作ったセットの数は全部で130以上、面積にすると約17,000㎡だそうです。

何とコララインの人形の数だけで28体、衣装は9種類。
1体仕上げるのにスタッフ10人で3〜4週間。

コララインの表情の数は207,336通り。最も多い時は、35秒間に16の表情が使われてるとか。
母親の表情も多くて、17,633通り・・・。

そして、1分14秒の映像を作るのに掛かった時間は、52のステージに300人以上のスタッフで・・・1週間かかったそうです・・・。

この話を聞くと、永遠に終わらなさそうな気がしてくるのですが(。>﹏<。)

監督曰く、撮影は1年8ヶ月で集中して行ったそうです。

もう〜すごい。

これは3D立体の彫刻・アート作品のように思えてきました・・・。

それ程手間のかかった作品ですが、映画が始まるとワクワクして、そんな手間がかかったのも気にならないほど楽しめます☆




↓色鉛筆で色塗り。「別のママ」が登場するところから、ややホラーテイストに・・・不気味で面白いです。
コララインほぼ日.jpg



コープス・ブライド 【ポスター】




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