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映画「トレマーズ」を観た!(ブラックウッド)

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【トレマーズ】
上映時間:1時間36分

1990年 アメリカ

監督::ロン・アンダーウッド
製作総指揮:ゲイル・アン・ハード
脚本・製作:S. S.・ウィルソン、ブレント・マドック
原案:ロン・アンダーウッド、S. S.・ウィルソン、ブレント・マドック
撮影:アレクサンダー・グルツィンスキー
音楽:アーネスト・トロースト
美術監督:アイヴォ・クリスタンティ
美術:ドン・マルコヴィッチ
衣装:アビゲイル・マレイ
出演:
ケヴィン・ベーコン
フレッド・ウォード

内容:
カルト的人気を誇るモンスターパニックアクションシリーズ第1弾。ネバダの寂れた田舎町を舞台に、未知のモンスター“グラボイズ”と住民との生死を懸けた激しい攻防が描かれる。

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感想:

 この所「アンダーグラウンド」とか「アリゾナ・ドリーム」とかそういう格調高い映画ばっかり観ていたんで、ちょっと格調とか知能指数を落とそうってことで(爆)、久しぶりに観たのがこれ。


 当然ながら子供の頃に嫌と言うほど観た時の環境はVHSの劣悪画質。それもレンタル屋から借りて来たのだったかテレビ放送だったかをダビングした代物。

 その上4:3比率でなんと字幕!

 ヨーロッパの白黒映画とか名優の芸術映画とかなら字幕もいいんでしょうが、能天気バカのモンスター映画を字幕で観てどうすんのか。当然吹き替えで観賞ですよ。

 今回はブルーレイと一気に時代が進みました。

 まあとにかく絵が綺麗。

 あんなに観た映画なのにまるで別の映画みたいでした。

 これは「遊星からの物体X」を観た時も同じ感想でした。

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 とにかくVHS時代のB級SFアクションみたいなのは軒並み最新画像で観返した方がいいですね。

 まあ、「悪魔の追跡」とかあの辺を綺麗な画質で観てもしょうがないとは言えますが…。


 とはいえ、「エルム街の悪夢」とか子供でもわかる「字幕がやっと読める」レベルの劣悪画質で観賞してたんで観返したいです。

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 実は「フィルム」はそれ自体は現在の最新映像よりもずっと情報量が多いんだそうです。それを映し出すビデオテープとかブラウン管とかには限界があるのであんなことになるんですが…。

 なので映像の情報量が増えたブルーレイとかになるとより再現度が増して綺麗な画質になるんですな。

 それに、私の記憶が確かなら昔のビデオ版とかテレビ版はかなりはしょられてるはずです。本筋とそこまで関係は無いものの観たことが無いカットが沢山…。

 ケビン・ベーコンには「ブレイキング・バッド」「ベター・コール・ソウル」のソウル・グッドマン=ジミー・マッギルやら「天空の城ラピュタ」のドーラ一家のシャルルこと安原義人さん。
 フレッド・ウォードにはアニキ声ならこの人、故・内海賢二さん。

 皮肉な話ですが、下手にプロモーションで押し込まれた「ド素人」「有名人」が声優でございなんてツラして割り込んでこない分、今更話題にならないB級とかの方が吹き替えの名人芸をたっぷり楽しめたりします。

 今更この「B級モンスター映画の古典的名作」とでもいうべき「トレマーズ」に新たな感想も無いですが…何だかんだでよく出来てますわ。

 「陸上ジョーズ」と評された「音に反応する砂の下の怪物」と言うアイデアは、「ジョジョの奇妙な冒険」の「ンドゥール戦」のヒントになってるんじゃないかと思います。

ンドゥール.jpg

 更に特筆すべきアイデアとしては「数匹いて、徐々に倒して行く」こと。

 大抵は1匹きりで、理不尽なほど強いもの(例:ゴジラ)。



 ところがこの映画では「ワンアイデア」でバンバン倒します。勿論その都度かなり苦戦はしますけどね。

 笑っちゃったのが、「サバイバリスト」と呼ばれる田舎にわざわざ移住して来て「戦争でもすんのか」と言うほど大量の武器を貯め込んでいる夫婦。

 何とこいつらが、自宅の地下室の壁を破って顔を突き出してきたグラボイズ(怪物の名前ね)を大量の銃器でめった撃ちして実際に一匹とはいえ倒しちゃうこと!!!

 大抵「人智を超えた未知の怪物に既存の武器は役に立たず…」みたいな展開になるんですが…。「力技」でどうにかしちゃうこの知能指数の低さが最高です。

 ウチの妻は「この映画は全米ライフル協会の人が観たら大喜びだね」とか言ってましたが、流石に全米ライフル協会推奨映画で「トレマーズ」あったらドン引きですわ。

(↑妻の追記。私も本気では言ってませんよ〜、冗談半分です・・・。)

 「これでお宅の警備も万全!グラボイズも撃退する超強力ライフル!お買い得!」とか。ビョーキか。


 大量の映像特典も見どころの一つ。

 技術スタッフのインタビューも面白かった。

「エイリアンにはしないようにした」

「あの映画なんだかジメジメして暗いし」

と、まさかのエイリアンディスですよ!

 子供の頃は全く休みの無いノンストップアクションみたいなイメージがあったんですが、もしかしたら編集のお陰だったかもしれません。

 今のアクション映画のペースに慣れちゃってるんで、今見ると若干スローペースに見えるかもしれませんが全く問題なく面白いです。

 時折入る何とも能天気なカントリーソングみたいなのがいい感じ。

 カントリー&ウェスタンといえばアメリカ…特に白人の皆さんにとっての演歌みたいなものなんだそうで。

 出演者にカントリー&ウェスタン歌手の女性までいます。

 これは日本に置き換えると藤あや子とか阪本冬実がゾンビ倒してるみたいな感じでしょうか。

 車がいかれたってことで馬で移動するシーンもあるし、主人公コンビは時代遅れのカウボーイスタイルで、妙に「西部劇」リスペクトなんですよ。

 言われてみれば雑貨屋のオヤジが唯一中国系なくらいで、後は見事なくらい白人ばっかり。黒人なんて一人も出て来ません。

 これはある意味当たり前で、そんな人口14人なんて辺鄙な田舎に黒人やヒスパニックがいたらかえって不自然ですわ。ニューヨークやロサンゼルスじゃあるまいし。

 今作られたら結構な割合で黒人が活躍してたりするんでしょうね。

 そんなこんなで観てよかったです。

 それからBGMが何とオーケストラサウンド(っぽく聞こえる)なのでスピルバーグ映画みたいな雄大なスペクタクルっぽく感じます。いや、実際かなり盛り上がるんで間違ってないんですが(笑。

 観てて何か懐かしいワクワクする気持ちになったのはそんな理由もあったんですね。この頃の映画でもあれやればいいのにと思ったり。


 あ、そうそうこの手の映画あるあるですんごい勢いで続編とか作られまくっててレンタル屋の店頭にも「4」までありました。

 こっちは怖くて手を出してないな〜。出世したケビン・ベーコンは当然出てないし。

 ま、その内ね。


****

非オタ妻・黒家カイミ追記です。

初めて観ました「トレマーズ」!

面白かったですヽ(*´∇`)ノ
「ジョーズ」も好きなんですけど、こちらの方が明るい雰囲気ですね〜。

音楽がオーケストラサウンドっぽくてカウボーイハットを被っているので、私は何故か「インディ・ジョーンズ」を思い出しました・・・。映画の内容は全然違うのですけどね。グラボイズから逃げる時にお気楽な雰囲気のカントリーミュージックがかかるのも、陽気で良かったです。

銃を沢山所有してる夫婦の所が特に可笑しかったです。
グラボイズを銃で撃ちまくって倒すのですが、自宅の壁一面に銃が沢山飾ってある・・・(笑)
もうこれはギャグのレベルですよ・・・。銃のお店かな?と思いました!
こういう「世紀末思想」のある人って、田舎に移住するんですよね・・・。日本でも3.11以降、津波の影響が少ない田舎の山奥に、東京から移住する人もいる・・・とか、たま〜に聞きます。映画みたいですね〜・・・。

この映画をWikipediaで検索してみると、日本では同年6月15日に、「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」の同時上映作品として公開されたそうですね・・・。
「バック・トゥ・ザ〜」は劇場に観に行ったけれど、「トレマーズ」の同時上映は無かったような気がするのですが・・・田舎の映画館だったからかな?

当時のサブタイトルは「地殻変動の謎」なんですって。

そして、トレマー(tremor)とは『微振動』という意味で、人間たちがグラボイズを発見する・グラボイズが獲物を感知する手がかりを意味する・・・という意味だそうです(・ω・)/


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