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映画「リトル・ダンサー」を観てた(ブラックウッド)

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リトル・ダンサー [Blu-ray]

リトル・ダンサー
Billy Elliot
監督 スティーブン・ダルドリー
脚本 リー・ホール
出演者 ジェイミー・ベル
    ジュリー・ウォルターズ
    アダム・クーパー
音楽 スティーヴン・ウォーベック
撮影 ブライアン・テュファーノ
編集 ジョン・ウィルソン
公開
イギリス 2000年9月29日
日本   2001年1月27日
上映時間 111分

映画チラシ 「リトル・ダンサー」監督 スティーヴン・ダルドリー 出演 ジュリー・ウォルターズ、ゲアリー・ルイス、ジェイミー・ベル

ストーリー(Wikipediaより)
1984年。イングランド北部・ダーラムの炭鉱町エヴァリントンに住むビリー・エリオットは、炭鉱夫である父と兄のトニー、そして軽度の認知症を患う祖母と一緒に暮らしている。母はビリーが幼い頃に亡くなっていた。当時のイギリスは炭鉱不況の真っ只中で、父とトニーはストライキ(en)に参加していた。父はボクシングの熱烈なファンであり、近所のジムにビリーを通わせている。しかしビリー自身は、殴り合うというボクシングの特性に馴染むことができなかった。
そんなある日、ボクシング・ジムの隅でバレエ教室が開かれることになった。もともと音楽が好きであったビリーは、音楽に合わせて優雅に踊るバレエに魅せられ、密かに教室に参加しコーチであるウィルキンソン夫人の指導を仰ぐ。ウィルキンソン夫人はビリーにバレエの才能を見いだし、ビリーも上達していく。
しかし、内緒のバレエ教室通いを知った父は激怒し、親子には亀裂が走る。ビリーから亡き母の手紙を見せられたウィルキンソン夫人は、彼女を偲ぶ。ストは長引き過激化し、リーダー格の兄トニーは警察に逮捕される。ウィルキンソン夫人はビリーにオーディションを受けさせようとするが、家族の苦境を目の当たりにしたビリーはそれに従うことができない。ビリーの才能を訴えるウィルキンソン夫人に対し、父は「ビリーをあんたの暇つぶしのおもちゃにするな」と言い放つ。
クリスマス、亡き妻の思い出から逃れようと形見のピアノを燃やす父。閉塞感に満ちた空気の中、外に出たビリーは無心に踊る。父はその姿に才能を確信し、ビリーの望みを叶えることを決意する。翌日、父はスト破りの列に加わる。トニーは激怒するものの、事情を知った炭鉱仲間がカンパをし、ビリーはロンドンのロイヤル・バレエ学校を受験することができる。
14年後、父とトニーが駆け付けた大劇場で、ビリーが「白鳥の湖」を踊る。



 なんのきっかけかサッパリ覚えてないんですが、バレエ公演を見に行ったことがあります。

 正直、「八時だョ!全員集合!」の股間から白鳥が生えた衣装くらいしか印象が無かったので「なんで男の白タイツに股間もっこりを見ねばならんのか」みたいな不埒な印象を持っていたのですが…実際に見てみると全く印象が違いました。

 男性ダンサーの余りにも物凄い動きに圧倒されて、ぶっちゃけ何十人といるユーモラスな形状の衣装

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の女性ダンサーたちに全く目が行かなくなっていました。

 そんなこんなでこの映画ですが、この頃ミュージカルも製作されて大評判でロングランになっているとかで元ネタというか原作にあたるこの映画も注目されているそうです。

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 殆(ほとん)どストーリーに記述されていることが全てで、元気な男の子がコンクリートだらけの寂れた街の風景の中で、パルクールみたいに「ストリート・バレエ」みたいな感じで踊る場面を延々見せてくれます。

 といっても、別に路上パフォーマンスで小銭を稼ぐとかじゃなくて、「踊りたくて仕方がない」「身体が勝手に動いてしまう」ので思わず踊ってしまう感じですね。

 とはいえ、やはり「女性のもの」というか「女の子の習いもの」という印象が強い「バレエ」に周囲は猛反発。
 先ほどの動画予告編でもあの華奢な身体でボクシングをさせられていましたけど、そういう「押し付け」が多いんですよね。

 実は私も結構不思議に思ってまして、どう見ても男女比率が1:100くらいに見えるバレエの舞台で男性ダンサーとして踊ってる方々って一体どういうきっかけでバレエを志すもんなんだろうなーとか。

 映画「フラッシュダンス」ってご覧になったことありますかね。

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 1983年の映画で、こちらはブレイクダンスですけどまあとにかく主題歌が印象的でした。



 いや、印象的っつーか全編音楽がとにかく掛かりまくりで、「トップガン」とかと並んでこの頃から流行するミュージックビデオみたいな映画のはしりなんですが、それはともかくこの映画で何が印象的だったって、溶接工のバイトしながら夢に向かって踊りまくる主人公が、最後まで地元から舞台が移動しないこと。

 てっきり華やかなデビューから後の活躍も描かれると思って子供心に映画を観ていたんですが、印象に残ったのは「女の子なのに溶接工(のバイト)」場面。


 映画「リトルダンサー」はミニシアターみたいな小さなところで掛かってた地味な映画だったので、流石にそれなりに大人になっていた私は、恐らくそんな感じで終わるだろうなーと思ってた訳です。

 というかそうあるべきだと。下手に大人になってからの活躍なんか描いても観客の想像力を狭めるだけだと。

 ところが…あらすじにも書いてあるんで書いちゃいますけど、「大人になってから」プロのバレエダンサーとしての舞台の場面で終わるんですよこれが。

 結構有名な男性バレエダンサーさんに吹き替えてもらったんだそうですけど、これがまたよりによって演目が「マシュー・ボーンのスワン・レイク」だったんで個人的には結構ぎょっとしました。

 これは「クラシック・バレエの代表作「白鳥の湖」を男性同性愛者の悲恋物語として描いた独創的な作品」なんですね。

 最大の特徴が「チュチュをまとった可憐な女性ではなく、男性が白鳥を踊るという演出」。

 …といっても、大方の皆さんが予想している様な、日本のバラエティでよくやる「女装バレリーナ」みたいな感じではありません。あくまでも「男性バレエダンサーの白鳥」なんですが、この衣装デザインが余りにも独特。こんな感じです。




 …ん?

 アホの意見で恐縮なんですけど、物凄くヘン。

 いや、ヘンというか異様。正に「異様」なところがウリなんでしょうけども。

 ぶっちゃけこれなら「女装バレリーナ」の方がまだ分かりやすい分いいかも…と少なくとも当時は思ってしまいました。今ならこれはこれで意義もよくわかるんですけど。

 個人的には彼には最後、コテコテの「王子様」みたいな感じでステージでビシッと決めて欲しかった。

 確かにもっこり白タイツで「王子様」みたいな衣装ってのはマヌケに見えます。一見は。

 でもそんなのはいざ踊りだしてしまえば間抜けイメージなど一気に吹っ飛びます。

 ところが最後これですからね。

 最後の最後で「コテコテ」ではなくて「前衛的」な舞台を持ってくる必要あったのかなー。構図として物凄く分かりにくいと思ってしまいました。
 これはいろんな意味で「定番」「典型的」なそれであるべきじゃないかなあ。

 それこそ「バレリーナになりたい!」と思ってた女の子の映画があって、最後の最後に可憐な白銀のチュチュをまとって舞台で踊ってお辞儀をして拍手を受ける場面で終われば話はすんなり行きますよね?



 なんだけど、それが最後に至ってなんとも小汚い衣装で「前衛的」で「独創的」なオリジナル演目踊られても困るでしょ?

 個人的な偏見なんですけど、有名なバレリーナさんほど「バレエはキラキラしたチュチュばかりじゃないのよ。そんなイメージばかりで語らないで!」とか言って下手すりゃ普段着みたいなみすぼらしい格好で踊ってみたりする印象。


 だからこの「リトル・ダンサー」も最後はコテコテの「王子様」みたいな印象でバシっと決めて欲しかった。

 それが「白鳥役」じゃあねえ…。

 包み隠さず当時の感想を言うと「えっ!?結局こんなに気色悪くなっちゃったの!?」という感じでした。スミマセンねアホの感想で。

 それこそ「大きくなってトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団に入りました」みたいなオチ来ちゃった様な衝撃だったもので。



 いや、別にコミックバレエ団が悪いってんじゃなくて、そこは「男の子がバレエダンスに憧れてもヘンなんじゃないんだ!」というテーマの映画でもあるんだから、最後は「正統派」であるべきだと思ったってだけなんですけどね。

 小さな問題に見えるけど結構根が深いんじゃないかと。

 評判の舞台版では「現在の姿」までやってないといいんですが。







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